世界のガーデンファニチャー > ジェンセンレジャーファニチャー(Jensenleisure furniture)
Jensenleisure furniture(ジェンセンレジャーファニチャー)は、伝統とモダンを融合させた高度なデザイン性と、時代を超えて愛され続ける質感の良さに定評のあるアメリカ生まれの家具ブランドです。FSC(The Forest Stewardship Council)認定の上質な木材と熟練職人による確かな手しごと・・・、両者によって生み出されるガーデンファニチャーは創業以来、世界の家具愛好家達の心を魅了してやみません。
Jensenleisure furniture(ジェンセンレジャーファニチャー)の象徴ともいえるのが、いくつもの代表作に用いられている木材“Ipe”です。“Tajibo”の別名でも知られる亜熱帯地域原産のこの木材は、ヴィンテージ感漂うチョコレートブラウンの色調が美しく、欧米においては古くから、家具素材として高い人気を誇ります。丈夫で耐久性に優れ、なおかつきめ細かな杢目に特徴のある“Ipe”は、見た目の美しさだけでなく、確かな実用性をも兼ね備えているのです。ボリビアにある500万エーカーを超える広大なFSC認定フォレストで育まれた上質木材は、自社工場において、豊かな風合い溢れる家具として生まれ変わります。日本においてはあまり有名ではありませんが、ぜひ覚えておきたいアメリカンヴィンテージ家具ブランドのひとつです。
会社紹介でもご紹介した通り、Jensenleisure furniture(ジェンセンレジャーファニチャー)の家具に特徴といえば、何と言っても「FSC(The Forest Stewardship Council)認定の上質素材」であると言っても過言ではありません。
優雅なブラウンカラーが印象的な“Ipe(Tajibo)”は、陽の光と経年により、シルバーがかったブルーグリーンへと見事な色調の変化を遂げ、当初とはまた違った色調の美しさを感じさせてくれます。家具素材として重要な確かな耐久性を兼ね備える本素材は、家具の他、いくつもの歴史的建造物にも用いられています。
また、低メンテナンスが魅力のArgento(アルジェント)コレクションに用いられる素材“Roble”は、スタイリッシュなシルバーグレーの色合いがユニーク。“Ipe”同様ボリビアで育まれ、ヨーロッパにおいては高級ガーデンファニチャー素材として数十年前から用いられている天然広葉樹材です。家具の素材となる時点で少なくとも樹齢100年は経過する“Roble”には、他素材にはない味わい深ささえ感じられます。
“Ipe”と“Roble”、そのいずれにも上質素材ならではの独特の風合いをみてとることが出来るのです。
クラシカルとモダンが共存する、Jensenleisure furniture(ジェンセンレジャーファニチャー)のガーデンファニチャー。それぞれのアイテムの特徴をご紹介します。
Chat Table(チャットテーブル)
使い勝手の良いベーシックデザインが魅力の「Chat Table(チャットテーブル)」。どんな空間にもしっくりとなじんでくれる、フレキシブルな表情が本アイテムの良さであると言えましょう。合わせるチェアを選ばず、様々なシーンで重宝すること間違いなしです。
Argento Coffee Table(アルジェントコーヒーテーブル)
Roble素材特有の色調と質感が、特別な美しさを感じさせる「Argento Coffee Table(アルジェントコーヒーテーブル)」。シルバーがかった明るいお色が、何気ない空間を明るい印象に仕上げます。同コレクションのラウンジチェアとセットで楽しみたいアイテムです。
Ruby Rocker(ルビーロッカー)
上質なIpeの素材感が味わい深さを感じさせる「Ruby Rocker(ルビーロッカー)」。古典的なロッキングチェアデザインがどこか懐かしい雰囲気です。ただそこに配置するだけで、ちょっとした空間にアンティークな彩りを与えてくれる作品です。
Topaz Lounge Chair(トパーズラウンジチェア)
シンプルなフレームに深いブルーのファブリックをあしらった「Topaz Lounge Chair(トパーズラウンジチェア)」。モダンとレトロが美しく調和する、魅惑的な佇まいが印象的です。
Argento Lounge Chair(アルジェントラウンジチェア)
上質なRobleのシルバーグレーが特徴的な「Argento Lounge Chair(アルジェントラウンジチェア)」。爽やかなブルーの座面と相まってモダンな雰囲気を感じさせながらも、ひじ掛け部分にキュートなワンアクセントが施された個性的なコレクションです。
Fanback Chair(ファンバックチェア)
スプーンのようなシルエットが可愛らしい「Fanback Chair(ファンバックチェア)」。屋外を明るく彩るキュートなシルエットと、他ブランドには見られない個性的デザインが魅力を感じさせます。全体的な杢目の風合いも、本アイテムの良さをいっそう引き立てます。
Garden Bench(ガーデンベンチ)
一般家庭の庭先の他、公園や休憩スペースなどの公共の場にも重宝しそうな「Garden Bench(ガーデンベンチ)」。どこか懐かしい古典的デザインとナチュラルな杢目の風合いが見事にマッチし、安定感のある魅力を感じさせます。
Amber Backless Bench(アンバーバックレスベンチ)
背もたれのないシンプルデザインの「Amber Backless Bench(アンバーバックレスベンチ)」は、ダイニングテーブルを囲ったり、ちょっとした休憩スペースに配置したりと、幅広く活躍してくれる優れもの。高品質素材ならではの艶やかな質感が、シンプルデザインにおけるワンアクセントに。
Flinder's Lounge(フラインダーズラウンジ)
キュートな雰囲気のカントリー調デザインと、杢目の風合いが魅力の「Flinder's Lounge(フラインダーズラウンジ)」。脚部分にあしらわれた車輪と、引き出し式のサイドテーブルがアクセントに。プールサイドにテラスに庭先にと、チェア感覚で場所を選ばずに配置できるアイテムです。
Topaz Sling Chaise(トパーズスリングシェイズ)
木製フレームのブラウンと爽やかな座面のホワイトとのコントラストが秀逸な「Topaz Sling Chaise(トパーズスリングシェイズ)」。大人のリゾート空間にしっくりとマッチする、モダンな表情が魅力を感じさせます。
- Edi Ciani and Paolo Ciani(エディ・シアニ&パオロ・シアニ)
Topaz(トパーズ)コレクションの生みの親である、イタリア人デザイナーCiani(シアニ)兄弟。若手ながらも確かな才能を発揮し、ミラノサローネでは新人賞やデザイン賞など他部門での受賞経歴を誇る。Jensenleisure furniture(ジェンセンレジャーファニチャー)ではTopaz(トパーズ)コレクションの他、Pearl Folding ChairやGateleg Table set、Atlantic Steamer等をデザイン。
- Dick Bjork(ディック・ビョーク)
スウェーデン出身。幼少期より実家の家具ショップにて、父の家具作りを見ながら育つ。伝統的な木材加工の技術や北欧モダンデザインに精通し、スウェーデンの家具メーカーにてその才能を開花させた。Jensenleisure furniture(ジェンセンレジャーファニチャー)でのデザイン活動は2009年からで、彼が手がけた作品としてはOpal(オパール)コレクションがある。シンプルながらも心地良いカントリー調を演出する本コレクションは、上質な“Ipe”の素材感が見事に活かされた、まさに「正統派」の趣深さが印象的。伝統を重んじた古典的な美しさが、今日においてはむしろ新鮮な美しさとして私たちの目を楽しませる。