グロスター(Gloster) | 世界のガーデンファニチャー

Gloster furniture(グロスターファニチャー）を展開するDiethelm Keller Groupは、ドイツのガーデンファニチャーブランドDEDON（デドン）の株式50パーセントを保有し、事業ポートフォリオの拡大に乗り出しています。今後、Gloster（グロスター）とDEDON(デドン）は同グループのもと合併し、新たなガーデンファニチャーブランド設立に向けて本格的に始動することとなりました。

「DEDON（デドン）とGloster(グロスター)、両ブランドの理念、創造性、さらに革新的なパワーは、Diethelm Keller Groupは兼ね備える持続可能性、企業としての経験と相まって、必ずや新しい次元へと到達するだろう」

こう話すのはDiethelm Kellerインベストメンツ社のCEO・Angelo van Tol。同氏は今後、DEDON（デドン）創設者のBobby DekeyserとCEO・Herve Lampertと共に、新たに設立する「DK Furniture Brand」におけるリーダーシップをとります。今回の合併について、「新しい旅の始まりにとても興奮している」と語るBobby Dekeyserとは1991年以来の付き合い。それから実に22年もの月日を経て2013年、両氏はミラノの家具展示会にて再会。合併、そして新ブランド設立に向け歩み出すという決断に至るまでにさほど時間はかかりませんでした。

プレスリリースによると、今後もDK Furniture Brands傘下のもと、DEDON（デドン）とGloster(グロスター)それぞれのブランドは変わらずに展開されていくとのこと。それぞれの製造、販売、管理についての体制にも変更はないようです。今後の展開に注目が集まります。

◆DEDON（デドン）：1990年設立のドイツの屋外家具ブランド。環境配慮型のオリジナル繊維の開発に成功し、確かな耐久性を誇るコレクションの数々に定評がある。製品にはフィリピンの伝統的な手織り技術が活かされている。代表作には、Orbit（オービット）や Nestrest（ネストレスト）、Leaf（リーフ）の各コレクションがある。

◆Gloster(グロスター)：Diethelm Keller Groupによってアフリカにて設立した、屋外チーク材のプレミアムファニチャーブランド。インドネシアを中心に1,000名もの家具職人と自社工場を有し、魅力あふれるコレクションを多数展開する。